春の養生(2)食事・体操・すごし方〜女性と暮らし〜

  • 前回のおさらい…

春は、体の外と内の守りで”風”を防ぎ
伸びやかに、穏やかにすごすことを心がけます。
体を潤すことは、肝をいたわり、守ることにもつながる…でしたね。

今回は春の食事についてです。
冬にたまったものを吐き出し、冬には足りなかったものを補い
体を春の陽気で満たします。
春の食材で春の体を調え、すごしましょう。

・気のめぐりをよくするもの
肝の働きを助け、気をよくするものは、香りのあるものです。
春菊のように香りのある葉菜、ハーブ、柑橘のもの
あおあおとした葉野菜もいいですね。熱を覚まします。
*イライラにはジャスミン茶がおすすめ。

・自律神経を調えるのは、ぬるぬる〜としたもの、色の濃いもの。
貝、昆布、ワカメ、山芋、オクラといったぬるぬる〜としたものは、熱を冷まし乾きを潤します。
青菜、人参など色の濃い野菜も、熱を冷まし血の材料となります。

・鎮静、解毒には、苦味のもの。
菜の花、山菜、せり、セロリ、タラの芽、明日葉など。

・肝を元気にするものは、酸っぱいもの。
酢飯にしたり、酢の物を添えたり、梅、ヨーグルト、果物もいいでしょう。

・気力を補うい胃腸を調えるのは、ホクホクするもの。
お米など穀類、豆類、イモ類、黄色いもの、発酵食品。

・血を養うもの。
種実類、ベリー類、色の濃い野菜、山芋、海藻、貝、魚、脂身の少ない赤身肉

・潤すものは、ネバネバしたもの、みずみずしいもの。
小麦、麦類、山芋、キクラゲ、貝類、イカ、豚肉(コラーゲン)

・鼻詰まりや鼻炎には、ハーブ茶。
熱を冷まし落ち着かせるものがおすすめです。
(目のかゆみ→カモミール/鼻詰まり→ミント)

・風邪、花粉症には、香りのある辛み。
シソ、ミント、生姜、ネギ、ごぼう

*春は、胆嚢もいたわりましょう。
胆嚢は油を分解する働きがあります。なので、焼き物、揚げ物は控えめにします。

*辛味で体を熱くするもの控えます。
肝をいたわるために必要な潤いを、減らしてしまいます。