お茶(2)/体調に合わせた飲み方〜女性とカラダ〜

日本のお茶というと”茶道”があります。
茶療と茶道の違いは、茶療は”以茶療病”。
茶療は、症状を軽くするなど体調をよい方に向けることを目的とします。

茶の薬性
茶葉の育った環境や加工方法、水などによってに、その薬性は変わります。
茶の木の丈が低いものは、大木に比べると根は横に広がるので、効果は薄いとされています。

性質は、寒性、熱・平・温性、涼性があります。
(長期保存したものは作用が温める方向が加わります。)
生葉は、ミネラルが豊富で熱を冷ますので、夏向けです。

●緑茶;寒涼性
深蒸し、炒る、焙煎、燻したものがあります。
喉の渇きを潤し、疲れ目にも役立ちます。眠いときには目覚ましになります。

●白茶:寒涼性
乾きを潤し、熱を冷まします。
肝陽潜めるので、イライラしているときにどうぞ。

●黄茶:涼性→温
手間がかかることから、作り手の少ないお茶です。
胃腸を調え、消化を促します。また、咳を止めて痰を取ります。

●青茶:涼性→温
乾きを潤し、脳をはっきりさせます。二日酔いのときに役立つお茶です。
(ウーロン茶など)

●紅茶:温熱性
血を活発にして脈の通りをよくします。
胃腸の冷えを取り、余分な水を取り除きます。(冷えによる下痢を止めます)
逆流性胃炎やしゃっくりを止めます。

●黒茶:温熱性
胃を温めて胃を養います。油の滞りをよくします。
(プーアール茶など)

*日本の茶葉は…煎ったお茶が一般的(温性)
*台湾茶…平性が一般的
*寒涼性のお茶であっても、長期保管したものや、同じ茶葉でも3杯、4杯と進むと温性に近づきます。