伯母からモロコシがたくさん届きました。
今がおいしい季節ですし、胃腸ととのう作用の持ち主なので、今回は「とうもろこし」の我が家の食べ方を紹介します。
モロコシのプチッとかわいらしい黄色の部分は、いのちそのもの…種です。何層にも重なった皮は、暑さや雨から種を守っているのですが、調理をするときにも大活躍。火が急激に入ったり甘みが外へ出るのを防いでくれます。茹でたり、蒸したり、焼くときは、皮を何枚かつけたまま調理をすると甘みをギュッと楽しめます。

<皮つき蒸し方>
鍋に水を入れ火にかけます。湯気が立ちのぼってきたら皮つきモロコシを並べ、中火で4,5分したらザルにあげます。皮をはいでいただきます。(時間は、モロコシの大きさや鍋の大きさ、火加減によって多少異なります。)
食べるときは、塩を軽く降ったり、塩気のものといただくとさらに甘みが引き立ちます。
私の田舎では、土が溶岩に覆われているためお米や野菜が育ちにくく、モロコシを主食にしていた時代がありました。モロコシが甘くて、食べるとお腹が満たされるのは、糖質、タンパク質が主な成分だからです。昔と比べると土の栄養もずっとよくなっているので、味はおいしくなっています。ビタミンなど増えている成分も多いんですよ。
モロコシは、むくみを防ぐ薬として用いられることがあるように、利尿作用があります。湿度の高い日本の夏の暮らしには、ありがたい野菜です。
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