先日、体操教室で”味”について質問を受けたので、今日はそんなお話をしたいと思います。

”好む味”というのは、「私は甘党だ」とか「私は辛いのが好き」といった嗜好のことで、自分を”調える味”というのは少し違うんです。

”調える味”というのは、すっぱ味、苦み、甘み、辛み、塩からみの五味。これらの味は、それぞれ関わる臓腑にはたらきかけます。
例えば、お酢は肝の疲れを補い、胆のはたらきを養います。血をサラサラにするという一面がメディアに取り上げられ、ブームになったことがあります。けれど、食べすぎる…好んでそればかり食べていると胃腸のはたらきを弱めてしまいます。苦み、辛みなどの五味はカラダを補い調え、食べすぎるとカラダはバランスを崩します。
*食事を知識で食べるとカラダのバランスを崩すことがあります。食事は、自分のカラダの調子をみながら食べましょう。

《五味と臓腑のつながり》
五つの味は、それぞれこんな臓腑にはたらきかけます。
・すっぱみ→肝(胆)
・苦味→心(小腸)
・甘み→脾(胃腸)
・辛み→肺(大腸)
・塩からみ→腎(膀胱)

食事は、おいしいだけではなくて、体とこころにいいものであってほしいです。ひとつの味を楽しむよりも「酸っぱみ」「苦み」「甘み」「辛み」「塩からみ」といったいろいろな味に出合うと味は深みを増しますし、食事は豊かになります。味は、音や人の出会いと似ている…そんなふうに私は思います。

味のハーモニーを、楽しんでゆきましょう。

 

 

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