「あ〜膝のお皿が減っていますね。70代になると多いんですよね。年齢のせいですから、しょうがないですよ」
専門家にこう言われてしまうと、「そういうものなのね〜」って思っちゃいますよね。
けれど、70代、80代、90代でも筋肉はつくものなんですよ。
膝の痛みは、筋肉が弱ってきたことだけではなく、猫背や反り背が原因にあることもあります。
膝の痛みがあるときのすごし方!注意点!
膝に衝撃や負担のかかりすぎることは控えます。
けれど、筋肉を動かすことは必要なので、座ったり寝た姿勢で痛みを感じない体操をしましょう。
*散歩をするときは、痛みを感じないように、休みを取り入れながら歩きましょう。
体操の仕方
1)関節をほぐす
関節のあるまわりの筋肉を温めるようにほぐします。(なでる・さする・ゆらす)
2)関節を動かす
足首まわしを、ゆっくり、小さい円を描くように行います。(ひざ関節、股関節が解れます)
痛みがなければ、続けてゆっくり大きな円を描くようにまわします。
3)椅子に座って体操する
椅子に腰掛け、膝を伸ばす(吸う)、おろす(吐く)を繰り返します。目安:5回〜
*足を高く上げることが目的ではありません。太ももの筋肉を使うことが大切なので、ゆっくり動かしましょう。
イメージ;車のブレーキを踏むような感じです。
*骨が変形している場合であっても、膝まわりをほぐし動かすことで、変形を防ぐことにもつながりますよ。
次に、太ももにクッションを軽くはさみます。息を少しずつ吐きながらお腹に力を入れてクッションを両足ではさみ、少しずつ息を吸いながらゆるめます。目安:5回〜
*お腹を使うことがポイントです。腰が丸まったり、そらないように気をつけましょう。
4)立って体操をする
立って体操ができるようであれば、できる体操を行います。
ポイント1:膝と足先の向きを合わせます。
ポイント2:姿勢は上から背骨をつるされているイメージです。
ポイント3:呼吸は気持ちよく、ゆっくりと
筋肉はウソをつかないので、無理はしないでコツコツと繰り返し行いましょう。
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