免疫と腸内フローラ〜免疫力アップ(4)〜

私たちの腸の中にはさまざまな「腸内細菌」が住んでいます。それらの集まった様子はまるで花畑のようなので腸内フローラといわれています。腸内細菌は、その働きから「善魂菌」「悪魂菌」「日和見菌」の3つに分けることができ、腸内フローラのバランスを作っています。

腸内細菌のバランスがよければ、腸内フローラは美しく、免疫細胞の活性化、免疫力を高めることにもつながります。ところが、腸内細菌はバランスを崩しやすいんです。悩みや不安、恐怖といったこころのストレスや、過労や運動不足によるストレスは、あっというまに腸内細菌のバランスを崩してしまいます。もちろん、野菜不足、暴飲暴食や不規則な食生活は、腸内環境にとってよいことはありません。

腸の環境を調える食べもの
【食物繊維】
・昆布、ひじき、ワカメなど海のもの(水に溶ける性質)
・きのこ類、芋類、野菜全般(水に溶けない性質)
・ごぼう(水溶性と不溶性の両方の食物繊維を持つ)
・豆(他の野菜と比べても食物繊維がとても多い)

【発酵食】
・お味噌汁(味噌)、ぬか漬けなど漬物、納豆、甘酒、酢(食物性)
*ヨーグルト(動物性)は、胃酸に弱いため、多くの乳酸菌は胃で死滅してしまうと言われています。ただし、死骸も善魂菌のエサにはなります。
冷え性の人、食欲がないときには、ヨーグルトは控えます。

【たんぱく質】
皮膚や髪の毛、筋肉を作る材料。お肉や魚、卵(動物性)、豆(食物性)は成分が異なるためバランスよく食べることが大切です。代謝をあげ免疫を高めることにもつながります。

【果物】
世界的に見ると、日本の果物を食べる量はとても少ないそう。柑橘類などのようにビタミンCを多く含む果物や、レモンのような爽やかな香りのする果物は、ストレスをやわらげます。