今日は「大寒(タイカン)」、最も寒い日です。体を温めることを心がけ、すごしてまいりましょう。二十四節気のはじまり「立春」は、すぐそこです…。

「大寒」は腎を養い補い、腎と腰をいたわります。
冬に負担がかかりやすいのは「腎」で、生命力の源を貯蔵する蔵です。腎が弱まると「むくみ」や「足の冷え」「尿もれ」など水に関わる症状が現れやすいです。
内側と外側も響き合いますので、腰を温めることもこころがけてあげましょう。
頭とお腹は響き合いますから、リラックスや気分転換をはぶかないで、時間をつくりましょうね。
*目の使いすぎは、肝を傷めて血不足を生み、腎に負担をかけることにもつながります。

冬の体操
腰を伸ばしたり、ねじったり、まわす体操は、気血をめぐらせ、冷えや疲れを除くことにつながります。
*体の中心を動かす体操で「腎の経絡」を刺激します。
*背側を動かす体操で「膀胱の経絡」を刺激します。

「呼吸」でリラックス+補気+調整
深く静かな息は、気を補いますし、お腹のマッサージにもなります。血管や気の流れを刺激し、自律神経の調整作用もあります。

今日の薬膳メモ〜大寒の食事〜

・生姜、ネギなど、食べると辛くて温まる食べ物は、体を温めます。シナモンやコショウのように温性の調味料は、血行を促して胃腸のはたらきを助けますし、食欲も沸いてきます。
・黒豆、昆布、黒きくらげ、黒ゴマなど「黒い食べもの」は、腎を養い血や潤いを補います。
・もち、山芋、エビ、ホタテ貝など「ねっとりする食べもの」は、腎を補います。

*体を最も温めるお肉は「羊(ラム)」。北海道や長野県の方が、よく召し上がるのは理にかなっているのですね。
*昆布や白菜などのようにカリウムを多く含む食べものは、余分な水分を外に出して、腎を助けます。
*”麦類”は、体の熱をさます「涼性」の食べ物です。
小麦を材料とする「うどん」「パン」などは体を冷やすんですね。召し上がるときには、生姜やネギ、お肉を加えて、冷やす性質をおさえましょう。