昨日に引き続いて、八段錦(気功)の作用とポイントを紹介します。後半の第五段から第八段は、腰痛やストレス解消にもつながります。動作そのものは、とてもやさしいですのですが、気功をじっくり味わえる心地よい功法なので、楽しんでいただければと思います。
体操をするとき「できる」とか「できない」に気持ちが向いてしまうことがあります。けれど、そこは問題ではありません。大切なのは”動かし、めぐらせ、体とこころをととのえる”こと。動かすことを楽しみ、動くところを少しずつ広げてまいりましょう。

800年以上の歴史ある八段錦:第五段〜第八段


第五段:腰をふって、頭をゆらして、心のストレスを消す。
頭を上げ腰をひねる動作は、こころの不安定を消す(自律神経のバランスをとる)作用があると言われています。吐く息を長くすることで、交感神経をしずめます。また、この動作は脚の筋肉力のアップにつながります。
*怒りや悲しみ、苦しみなどの感情は、少しずつ体にたまってゆきます。たまりすぎる状態は、詰まりを生みます。詰まると、めぐりにくくなる…調子がすぐれなくなることがあります。

第六段:両手で足をなであげ、腎と腰を強くする。
腰を中心とした動作により、脳の気血のめぐりをよくし神経系や五臓をととのえます。腰(腎)を強くし、目はスッキリします。
*腰痛、尿もれ、足冷えのあるときにもおすすめです。

第七段:こぶしを突き出して、目を怒らせて気力を増す。
両足の指は大地をつかむようにし、胸を開いて、首を伸びやかに伸ばして、集中して行います。こぶしを突き出すときは、目を大きく開くのがポイント。
*気血をめぐらせて肺気増強し、肺をととのえる作用があります。

第八段:背中を伸ばしてさまざまな病の軽減・緩和・予防。
両手を上げながら息を吸い。両手をおろしながら息を吐き、「にごった気」を足の裏(湧泉穴)から体の外に吐き出します。かかとの上げ下げで脊椎に振動を与え、全神経をととのえます。
*「にごった気」とは、体にたまっている怒・悲・苦などの感情や病気のこと。

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