薬膳と和食の違いって何?|食事が変わると体は変わる

普段の「ケの日」の食事はこんな感じで、冷蔵庫にあるものでパパっと。簡単だけれど、薬膳の考え方を基本にしています。

〔きのこスープ〕補気
気を補って胃腸のはたらきを健やかにする椎茸、シメジ、エノキに、同じ作用のある山芋、生姜を合わせた温スープ。

〔人参の和え物〕補血・辛温助陽
人参は、血を養い、目の疲れをとる作用があります。そこで、似た作用のあるカシューナッツ(腎を補い血を養う)と、気をめぐらせ体を温め疲れを取るみかんの干皮を合わせた和え物。

〔キャベツのヒジキあん〕補気・健脾・滋陰
胃腸の健やかにして消化をよくするキャベツに、血を養いめぐらせるヒジキ、腸を潤す白ゴマを合わせた和え物。

〔小松菜と小エビとクルミ和え〕補陽・滋陰
陽気を補うエビとクルミに、胃腸の滞りを改善する小松菜を合わせた和え物。

いかがです?簡単でしょ。

薬膳と和食の違いは?
和食は、主に冷やす作用の食べ物と温める作用の食べ物を合わせる「調和」料理。例えば、ゴボウのキンピラ。涼性のゴボウに、体を温める作用のある油、唐辛子を合わせます。

薬膳は、「体のととのう方向」をハッキリさせて、そこに食べ物を合わせていきます。体を温めたいときにキンピラを作るのであれば、気や血を補うジャガイモやニンジンをキンピラにします。冷やす作用のあるゴボウ、大根、レンコンを、温める作用のある唐辛子と合わせてキンピラにしちゃうのは、もったいない!こんなふうに考えるんです。

食べ物ひとつ一つの作用は、覚えなくても大丈夫ですよ。
薬膳には、味や色にも作用があるとも考えるので、同じ色、同じ味の食べ物を合わせ一品を作流のもOKです。食べ物が変わると、体が変わります。薬膳、よかったら試してみてください。

参考
→こんなとき、何イロのものを食べる?
→あなたの体に合う味、ととのう味