「納豆」は、ひきわり派?丸大豆派?納豆のうまみは、まぜて混ぜてよく混ぜると増します。納豆の歴史は古く、日本では弥生時代から食べられていたようです。納豆の種類は、ざっと分けるとナットウ菌が発酵した「糸引き納豆」、コウジ菌が発酵した「寺納豆」の二種類があります。寺納豆は、黒っぽい色をしていて、食べるとコクがあり、ネバネバしていません。中国料理の調味料「豆豉」のルーツである「豉(シ)」が僧侶によって伝わった説などがあります。

納豆の作用
納豆の作用は「温性」。体を温めるので、いいことづくしです。血のめぐりがよくなるので血栓を防いだり、冷えや疲れによる肩こり・腰痛をやわらげます。新陳代謝もよくするので、お肌のお手入れをする時間が減るかもしれませんね。抗菌や感染症の予防、更年期の軽減、アンチエインジング作用なども期待できます。
*活血作用(血のめぐりをよくする)を含むため、出血があるときは控えます。

納豆の美味しい食べ合わせ
納豆の作用を高めたいときは、納豆と同じ温める作用の食べ物を合わせます。例えば、ネギ。食べると体がポカポカしてくる温性の食べ物です。風邪をひいたときに、お湯やおかゆ、お味噌汁にネギを入れる方も多いのではないでしょうか。卵との食べ合わせもいいですよ。卵は血を養い、乾きを潤す作用があります。このように同じ方向に作用する食べ物を合わせると、作用を強まります。

もうすぐ訪れる暑い日々には、お蕎麦やそうめんのような涼む食べ物がおいしくなりますし、恋しくなります。ここに納豆を食べ合わせると…、納豆は体を温めるため、お互いの作用は弱まります。ご飯は、おだやかな作用をもつ平性の食べ物です。温性・涼性のどちらでも合わせやすいです。
*ネギ:なつめと合わせると、お互いの作用を邪魔するため、組み合わせません。
*卵:むくみ・鼻水が出るときは控えます。

火を加えすぎると弱まるはたらきもあるため、納豆のおいしさを丸ごといただきたいときは、ネバネバさせて食べましょう。

〜参考〜
「熱性」→唐辛子・豆板醤・シナモンなど

「温性」→わさび・からし・こしょうなど香辛料・酢・酒かす・かぼちゃ・青じそ・かぶ・しょうが・高菜・玉ねぎ・ニラ・にんにく・パクチー・パセリ・らっきょうなど

「涼性」→トマト・アスパラガス・きゅうり・ごぼう・セリ・セロリ・大根・とうがん・なす・ほうれん草・モロヘイヤ・レタスなど

「寒性」→たけのこ・トマト・にがうり・レンコンなど

「平性(おだやかな作用)」→味噌・ごま・オクラ・カリフラワー・キャベツ・小松菜・いんげん・春菊・にんじん・ピーマン・ブロッコリー・アボカドなど

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