そろそろ甘酒が恋しくなる頃ですね…。今回は甘麹・甘酒についてです。
食べる点滴と言われる「甘酒」。そのもとになるのが”甘糀”で、発酵食品の中でも滋養性があります。「ちょっと甘いものは…」という方は、甘酒を「酒かす」ではなく”米糀”で作るのがおすすめです。

米糀
蒸したお米に糀菌を繁殖させた発酵食品です。胃腸のはたらきや血圧を調整したり、アンチエイジング作用もあることがわかっています。伝統づくりの日本酒、焼酎、しょうゆ、みそ、みりん、米酢に使われています。

《甘糀づくり》
塩麹のように甘糀も家庭で簡単に作ることができます。お料理や飲み物、デザートの「甘み」として使うことができます。
*飲むときは、2倍ぐらいに薄めていただきます。

【材料】糀:200g、ごはん:300g〜350g(お米の場合:1合)、水:300ml(お米の場合:500ml)*写真は玄米を使用。

【作り方】
1)おかゆを作り、60度まで冷ましてから、糀を加えます。(乾燥糀を使う場合は、両手でもみほぐしてパラパラに)
*糀菌のはたらきは「温度」が大切。温度が低いと十分に働くことができません。熱すぎると死んでしまうこともあるので、料理用の温度計で計りましょう)

2)炊飯器に移し入れ、フタを開けてフキンなどをかぶせた状態で60度に温度を保ちます。温度が下がってきたら温めます。甘い香りがただよってきたらできあがり(目安:8〜10時間)。保温鍋や保温ポットでもできます。
*糀菌は呼吸をしながら繁殖をします。適度に空気が入れることで酸素不足を防ぎ、よく繁殖(発酵)します。できあがった甘糀は、容器のフタをしめて保存します。

保存:冷蔵庫/長期保存:冷凍庫

 

疲れた体を癒す「甘酒」

東京では”糀”で作った甘酒をいただくことがよくあります。酒造りが盛んであったり、冬はとても冷え込む地域では”酒かす”で甘酒作りするところが多いようです。「甘酒」のあの甘味はブドウ糖で、体の中で作ることはできないため食事で入れること必要なアミノ酸やビタミン類、などが溶け出している飲み物。病院の点滴とほぼ同じ成分が含まれています。疲れたときや食欲のないときにもおすすめです。

・酒かす作り、酒かす選び
日本酒の材料は。米と水、「米糀」、そして場だそうです。何十年、何百年の酒造りを繰り返しから酒蔵に微生物が住みついた場はとても大切で、ある酒蔵が蔵を消毒したところ、その年はおいしいお酒ができなかったというお話もあります。糀と蔵に住む微生物のはたらきによって、香りよくおいしいお酒は生まれる…ほどよくいただけば「百薬の長」というわけです。

お酒には、メラニン色素を抑えこむ美白作用や保湿効果があると言われています。このお酒をしぼり残ったものが「酒かす」です。

「酒かす」は、食物繊維やビタミン類、ミネラルが多く含まれるため、疲労回復や胃腸をととのえるほか、コレステロールを抑えたり美白効果も期待できます。

*酒かすを選ぶときは、醸造用アルコールや添加物を人工的に加えていないものがおすすめです。(お酒の悪酔いは、醸造用アルコールや添加物が原因であることも)

 

*「15YA健康塾」は、女性の元気をつなぐモノとコトを発信するサイトです。*
http://www.15ya.in/