体質は、遺伝や生まれた月、環境によってつくられると中医薬膳では考えられています。好きなもの、苦手なもの、得意なことは、ひとそれぞれにあって、違うんですね。
誰よりすぐれているかどうか、ではなく、得意なことを誰もが持っている。けれど、そのことに気づかなかったり、まだ出会っていないこともあります。そして、女性の誰もが大切にしたいのは「血」です。血はそのものが栄養であって、潤すはたらきもあるから…。

つなぎ役「経絡(けいらく)
人は「五臓」を中心として、その他は経絡(気の通り道)によってつながっていると中医薬膳では考えます。経絡は、道に例えるなら道路のような役割があります。運ぶのは「気」です。気と血は、共に動いています。

渋滞がおこると…どうなる?
気がどこかで渋滞すると、渋滞の手前では大渋滞が起きます。ふくらむ 、あふれる、もれる、硬くなる(コリ)、敏感になるといった症状が現れます。渋滞より先では、エネルギー不足による様々な症状が起きます。

経絡で肝心なのは、スムーズに通る場所であること。スムーズであれば、必要なところに必要な量の気血が運ばれていきます。

心がけたい「補う+めぐらせる」
女性にとって”血”は何歳になっても重要です。
血と深い関わりのある臓器は「肝」。肝は、血の量を調整したり、新陳代謝、気・血・水を順調にめぐらせるはたらきがあります。気持ちの調整をとるのも肝です。

血が足りなくなると、肝ははたらきにくくなるため、イライラしやすくなったり、皮膚や髪の毛の乾燥、若いのに白髪が多くなったり。肝と深く関わるのは「目」なので、目がしょぼしょぼしたり、夜に見えにくいと言った症状が現れることがあります。量はちょっと余るくらいがよろしいのですが、よくめぐらせることも大切です。

血の使いすぎにご用心
日頃の生活で血を足りなくするものには、どんなことがあるでしょう?
例えば、目の使いすぎは血をよく使います。汗=血と考えるので、汗をよくかくこと…サウナは血を消耗させるので、体力のない方は控えましょう。それから…「怒り」。激怒すると気血は停滞させます。逆上すれば倒れることもあります、怒りは自分に徳ナシ!です。イライラっとしてきたことを感じたら窓を開けたり、外に出てみるなどして、怒りを流しましょう。そのほか、生理、出産、手術などは血を消耗させます。
女性にとって、日頃から血の使いすぎに用心し、血を補う食べ物を取り入れることは、何歳になっても大切です。

【補血の食べ物】
・人参、クコの実など赤い食べ物
・黒豆、黒ごまなど黒い食べ物
・イカ、うなぎ、かに、スズキ、スッポン、タチウオ、浜子、はも、牡蠣など
・鶏肉、レバー、豚肉、卵など

【血のめぐりをよくする(活血)食べ物】
・赤米、赤麹。小豆、クランベリー、さんざし、桃、紅花、薔薇の花など
・黒砂糖、ひじき
・納豆、甘酒、清酒、酢、紅茶など発酵食品
・玉ねぎ、チンゲンサイ、パセリ、三つ葉、ミョウガなど少し辛みのある野菜
・片口イワシ、鮭、さんま、たら、マグロ、
・馬肉


*紅花は”活血作用が強い。妊娠期は、活血の強いものは流産することもあるため”食べません”!

 

【その他のめぐりをよくするもの】
・リラックス→温泉、森林浴、休息
・動かす→深呼吸、気功やヨガ、太極拳、ゆっくり呼吸をしながら行うストレッチなど
・笑う

 

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