温めたい?冷やしたい?

食べモノを食べると温かくなったり、冷えたりします(熱がとれる)。これを食べモノの”性質”といいます。

「今日は何食べよう?」そんなときには、今日のお天気や体調はどうかをみてみましょう。今日の体が調うのは「温める」それとも「冷やす」?

「寒性」(強く冷やす)⇦「涼性」⇦「平性」→「温性」→「熱性」(強く温める)

寒いときは、体を冷やすモノより、温かいモノはありがたくて、ほっとします。胃は冷えを嫌うので、寒い日や体が冷えているときは、生野菜サラダより和え物をどうぞ。

暑いときは、どんな性質の食べモノを食べると夏バテの予防につながるでしょう?


寒性の食べモノ
・暑いときこそ水分たっぷりのスイカは、自然の解熱薬。体にたまった暑さを除きます。
・ワカメのような塩辛みで繊維の多いものは、熱を取り除きます。
*スイカ・ワカメのように「寒性」のモノは、たくさん食べるとおなかを冷やすのでいただくときは、ほどほどに。

涼性の食べモノ
トマトやキュウリなど夏野菜には涼性のモノが多いです。みずみずしさは、体を潤します。ほてるとき、お肌や髪などのカサカサのときにもいただきます。

温性の食べモノ
生姜やネギといった薬味は、辛くて温める「温性」の食べモノです。和食では、冷やすモノと温めるモノを組み合わせてバランスを調えますが、薬膳では温性の作用を活かすため寒性の食べモノと組み合わせません。

熱性の食べモノ
「熱性」の食べモノは、唐辛子やシナモンなどです。からみや香りが強く体をとても温め、めぐりをよくします。刺激が強いので、一度にたくさんは使いません。

平性の食べモノ
温性と涼性の真ん中の性質を「平性」といいます。ごはん、大豆、豆、芋類、しいたけなど多くの食べモノがあります。性質は穏やかで、胃腸に優しいので、いろいろな食べモノとの合わせやすいです。

*組み合わせ方の注意点
薬膳では、性質を活かすため「熱性」と「寒性」の食べモノは合わせません。

⇦「食べるコト」に戻る