”がんばらない”体操のすすめ

「女性のための健康体操」教室の開講から4年。講座を卒業された方たちが、ふだんの体操の仕方の見直しとして、あるいは、皆さんとの体操を楽しもうと暑い陽ざしの中を今日も参加されました。
火曜クラスは、70~80歳代の皆さんがお集まりになります。体操をするときは、まず息をととのえ、カラダをほぐすことからはじめます。他のクラスでは、自分の体調に合わせ「大地に座る」「椅子に座る」を選んでいただいていますが、このクラスは椅子で行います。

椅子を使ってカラダをほぐす

椅子を使ってカラダをほぐす

<椅子体操:基本的な座り方>
「座る」という姿勢は、腰や背、肩、息、頭、こころをおちつかせます。リラックスをしながら体操をすすめると、カラダはほぐれやすくなります。ほぐれると、動くものは動きやすくなり、めぐっているものはめぐりやすくなります。なので、「ほぐしたい」「リラックスしたい」ときは、”がんばること”をお休みしましょう。

1)椅子の真ん中より少し手前に腰掛けます。両足は、地から浮かないようにしましょう。足は花の根のように下へ伸びてゆく感じです。腰、背、首は、心地よく立て頭の頂点を空と向き合わせます。イメージは、空へ向かってスッと伸びる茎の上で一輪の花が咲いている感じです。

2)姿勢がととのったところで、息を吐き出しお腹を空っぽにしましょう。空っぽになったら、鼻から少しずつ新鮮な空気をカラダに入れながら両肩を空へ向けて上げてゆきます。イメージは、肩が顔の両側を竹のように伸びてゆく感じです。背中もお腹も、お腹の中身も一緒に伸びてゆきます。息は「吸う」ですよ~。

3)お腹が新鮮な空気に満ちたら、ふ~~~~ぅ…息を吐きながら肩、首、背のチカラを少しずつぬいてゆきましょう…元の姿勢に戻ります。イメージは、温泉に入ったときに、は~~~っと息がこぼれ、カラダはゆるみ、ほかほかほか~とカラダの内側から温められてゆくような感じです。

*「がんばって、伸ばす」「がんばって、曲げる」… ”がんばる”ことは、チカラを外へ向けてゆくことで、悪いことではありません。けれど、「ほぐす」「リラックスする」体操は、ふだんの疲れや緊張をほぐしたり、カラダを休めることで元気が沸いてくる…そんな体操なので、”がんばること”はお休みします。
自分で自分のカラダをマッサージするようなこころもちで動かしてみてください。何十回も回したり伸ばさなくても、きっとカラダはほぐれてゆきますよ。