15YA健康塾

人は自然の一部なので、わたしたちの体も自然の影響を受けています。季節に影響を受けやすい臓腑は異なるため、養生の仕方も異なります。

●暦と体のつながり

農暦 養生
11月
大雪/冬至
季節:冬/寒
・冷えを防いで「腎」を守る
・滋養強壮、血を補う
12月
小寒/大寒
1月
立春/雨水
季節:冬〜春/寒・風
・「腎」と「肝」を守る
2月
啓蟄/春分
季節:春/風
・ストレスから「肝」を守る
・花粉症予防
3月
清明/穀雨
4月
立夏/小満
季節:春〜夏/風・暑
・「肝」と「心」を守る
5月
芒種/夏至
季節:梅雨/湿
・湿気から「胃腸」を守る
・むくみを防ぐ
6月
少暑/大暑
季節:梅雨・夏/湿・暑
「脾胃」と「心」を守る
7月
立秋/処暑
季節:夏〜秋/暑・燥
「心」夏の疲れを解消する
「肺」乾燥から守る
8月
白露/秋分
季節:秋/燥
「肺」を守る
9月
寒露/霜降
10月
立冬/小雪
季節:秋〜冬/燥・寒
「肺」と「腎」を守る

また、中医学では「体とこころと五臓」は一体としてとらえます。
*「五志」は感情、「五臓」「五官」「五体」は症状の現れやすいところを示します。「五色」「五味」は、体を調える色や味ですが、食べるぎると「五臓」を傷めます。

 

自然との影響とカラダのつながり

五色
春/風
夏/暑
梅雨/
湿
秋/燥
冬/寒

例えば、「春」は冬の寒さから解放され伸びやかにすごしたい気持ちが強くなります。ですが、風がよく吹く季節でもあるため、気持ちが不安定になりやすいです。自由にしたい気持ちを抑えつけられるとイライラと。怒りが強く現れます。

イライラが続くと「肝」を傷め、その症状は「目」「爪」「筋」に現れます。「みどり野菜(青)」や「酸味」のあるものは「肝」を補うので「血」が充実します。血が充実すると血行がよくなり、「目」や「爪」の血色がよくなります。

「肝」をいたわらずにいると、相手を抑制する力が強くなりすぎるため、「脾胃」を傷めます(相刻の失調)。食欲の低下、胃炎、胃潰瘍を招いたり、「筋肉」や「唇」に症状が現れます。

*相手を生む関係(相生関係):木→火→土→金→水→木…
*相手を抑制する関係(相刻関係):木→土→水→火→金…
*横隣の関係:影響する。