15YA健康塾

女性の元気をつなぐモノとコト

気・血・水とは?|女性とカラダ

私たち人間の体は、気(エネルギー)、血(血液、栄養)、水(血以外の体液)によって作られていると中医学(中国伝統医学)では考えられています。どれが足りなくても、多すぎても、滞っても体に不調が現れます。

 

 

「気」とは?
空気や水蒸気、雲気など自然現象から生まれ、中医学の分野に導入された言葉です。宇宙の全てのモノ・コトをつくる最も基本となる単位を「気」と呼び、あらゆるものを組み立てています。わたしたちの”いのち”の源は「気」であり、様々な現象は「気」によって現れると中医学では考えます。

気の呼び方
「先天の気」
お父さんとお母さんから受け継いだ気。「腎気」とも呼びます。

「後天の気」
自分の呼吸によって取り入れた気は「肺気」「清気」といい、食事から取り入れた気は「脾胃の気」「水穀の精微」「営気」といいます。

「衛気」
体の表面で身を守り免疫力や抵抗力に相当する気。

*気は「陰気」と「陽気」に分けていうこともあります。

「気」は、臓腑をはたらかせ、成長発育や神経活動、代謝、免疫、体温の調節、もれの防止、排泄、引き上げる力など、カラダのあらゆることと関わります。

「血」とのつなつながり
・気は、血を生みめぐらせる。
・気は、血のもれを防ぐ、など。
「水」とのつなつながり
・水の流れを助ける。
・水を排泄物に変える。
・排泄物の量を調整する、など


「血」とは?

「血」は、食べたり、飲んだものを消化吸収された栄養と、呼吸によって取り入れた清気(肺気)が結びつき、気のはたらきによってつくられます。
「血」は、血液そのもので、全身に栄養と与え、必要のないものを回収します。また、気を運んで全身をはたらかせます。血の質がよく、血行がスムーズだと体の調子はよく、骨や関節を丈夫にし筋肉もよく動きます。

「水」とは?
「水」は、食べ飲みして吸収した栄養物質の液体の部分で、リンパ液、胃酸など血以外の体液をいい、津液(シンエキ)ともいいます。
水は血の原料で、気がめぐるときに必要な潤滑油でもあります。肌や髪を潤し、関節の動きをなめらかにし、体温をととのえるのも水が関わっています。

「気」の不足・滞り
ー不足ー
だるい・疲れやすい・無気力・食が細い、風邪をひきやすい・汗をかきやすい・少し動くと息が切れる、筋力低下など。

ー滞りー
ため息をよくつく・のどがつかえる・不安を感じやすい・不眠・イライラしやすい、肋間神経痛、など。

「血」の不足・滞り
ー不足ー
ツヤがない・めまい・貧血・視力低下・こむらがえりをしやすい・物忘れしやすい、年齢のわりに白髪が多い、指がしびれる、など。

ー滞りー
シミやアザができやすい・顔色が悪い・刺すような月経痛があり、月経がはじまるとらくになる、静脈瘤など。

「水」の不足・滞り
ー不足ー
カサカサ・パサパサ・口や目が乾きやすい・便秘・尿が黄色い、切れ痔、など。

ー滞りー
むくみやすい・胃がぽちゃぽちゃする・雨の日に重だるい・痰が切れにくい、など。