15YA健康塾

食べ物が、どの臓器に作用するかを示す道しるべを「帰経(キケイ)」と言います。消化吸収された「営気」や「血」は、経絡を通じて五臓に作用すると薬膳では考えます。

【帰経】肝経
肝臓・目・筋・じん帯・子宮・爪・自律神経【食べ物:例】
玄米
【帰経】心経
心臓・血液循環・脳・舌・顔面【食べ物:例】
小麦
【帰経】脾経
脾臓・消化吸収・水分代謝・筋肉・味覚・免疫・止血【食べ物:例】
オートミール・小麦・白米・玄米・はと麦・もち米
【帰経】肺経
肺・皮膚・鼻・のど・気管支・気管・免疫機能・大腸【食べ物:例】
はと麦
【帰経】腎経
腎臓・膀胱・内分泌系・脳・骨髄・骨・耳・髪・二陰【食べ物:例】
オートミール・小麦・玄米・はと麦・もち米

例えば、「肝経」に帰経する食べ物は、「肝」を傷めたことによる症状の軽減・緩和につながると薬膳では考えます。

*肝を傷めたことによる「目のかすみ」「めまい」
→穀物の中では「玄米」、春であれば「菜の花」や「セロリ」などがあります。

参考)帰経が「肝経」の野菜
おかひじき、春菊、せり、スベリヒュ、セロリ、玉ねぎ、トマト、菜の花、にら、人参、パセリ、ビーツ、パプリカ、ブロッコリー、ほうれん草、みつば、モロヘイヤ、レタスなど

*効果を高めたいときは…
同じ性質(寒・涼・温・熱)の食べ物を組み合わせます。食べ物で最も多い「平性」は合わせやすく、涼性あるいは温性と合わせます。

◉ 食べ物の「性質」「色の作用」は、「食べるコト」をご参照ください。
 食べるコト