15YA健康塾

女性の元気をつなぐモノとコト

経絡・ツボとは?|女性とカラダ

経絡とは?
気血の通り道のことを「経絡」と呼びます。経絡は、わたしたちの体にはりめぐらされていて、縦を流れる「経脈」、横を流れる「絡脈」があります。主要な12本の経絡は、各臓腑につながっているといわれています。また、体の前(真ん中)を流れる経絡を「任脈」、体の後ろ(真ん中)を流れる経絡は「督脈」と呼びます。任脈は子宮や生殖機能にかかわり、督脈は消化や排泄に関わる経絡が流れ込んでいます。

経絡を流れる気血がスムーズであれば、各臓腑がよくはたらくことができ体の調子はよいです。道路の渋滞のように滞るとカラダに不調が現れます。臓腑に不調が現れたときは、臓腑とつながる経絡を通じて、体の表面に不調が現れます。

〔コラム〕「任督二脈を通す」
わたしが学んだ気功や中国武術では、”任督二脈を通す”ことを重要視していました。二脈通れば気血のめぐりはよくなる(=バランスが調う)と考えるためです。口の中を空洞であるため、呼吸をするときは舌の先を軽く上あごにつけ任脈と督脈をつなぎ、口の中に気の通り道をつくります。

ツボ(経穴)とは?
経絡の上に反応が現れる点を「ツボ(経穴)」と呼びます。ツボは、経絡の上にいくつもあり、ツボを刺激することで経絡を通る気血は流れやすくなります。気血がスムーズに流れることで、臓腑のはたらきはよくなり、治癒力の向上にもつながります。

ツボを刺激する方法
ツボは、鍼灸や指圧で刺激できるだけではなく、気功、ストレッチなどでも刺激することができます。たたく、さする、もむことでも刺激することができます。

足裏マッサージ
足の裏には、12本の経絡の内、6本が通りツボもたくさんあります。自分であるいは家族で足裏をマッサージをするのもおすすめです。
*自分でマッサージをするときの注意点
・空腹や満腹、疲れが激しいとき、妊娠中、りラックスできないときには行いません。

 

【こんなとき、どこを刺激する?】
◼︎ため息多い・目の不調・筋肉引きつり・イライラ・コリ・ストレスによる食欲不振、など

<肝経>足の親指先から上がり→太ももの内側→足の付け根→横腹(肝臓)

<胆経>目尻→こめかみ→側頭部→首・肩・脇→横腹(胆嚢)を下り→太もも外側をさらに下り→足の薬指の先

 

◼︎物忘れ多い・多夢・不安・足ほてり・息切れ・汗かき・顔色白い・寒がり・手足冷える、など

<心経>脇の下→腕の前側→手のひら→小指の先/心臓

<小腸経>手の甲の小指の先→腕の後ろ→肩の後ろ→鎖骨・首→耳の手前/下腹部(小腸)

 

◼︎食欲ない・よだれ多い・お腹冷える・尿量少ない・筋肉ゆるい・便ゆるい・食欲ない、など

<脾経>足の親指の先→太もも内側を上がり→足の付け根→おへその側→胸→脇の下

<胃経>目の真下→あご→おでこ→再びあごまで下りて→のど→鎖骨→乳首→おへその横(胃)→足の付け根→太ももの前側を下り→足の人差し指の先

 

◼︎息切れ・鼻づまり・風邪・咳・呼吸しにくい・呼吸あらい・皮膚あれ・便秘・腹がはる、など

<肺経>腕の付け根→腕の前側→手の甲の親指の先/肺

<大腸経>手の甲の人差し指の先→腕の表側を通って→肩・鎖骨→首→鼻の下を通って小鼻のわき/大腸

 

◼︎腰痛・腰膝だるい・耳鳴り・聴力低下・尿失禁・むくみ・骨折しやすい・不妊・手足冷たいなど

<腎経>足の裏→内くるぶし→足の内側を上がり→生殖器と肛門の間→おへそ→胸→鎖骨/腰(腎臓)

<膀胱経>目頭→おでこ→頭頂部→背中→お尻→太ももの後ろを下って→足の小指の先

 

◼︎婦人科系の症状

<任脈>生殖器と肛門の間→体の前・真ん中を上がり→唇の下

 

◼︎あらゆる不調にかかわる

<督脈>肛門の上→背中側を背骨に沿って上がり→頭頂→唇の上/頭全体

 

◉ 体操の仕方については、「動くコト〜ひとり体操〜」をご参照ください。
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