四季と体操の仕方

筋肉…ちょっと弱ってきたかしら?
筋肉の状態は暮らしの中で気づきやすいので、体操をするきっかけになったという方は多いようです。体操も、食べものと同じように四季と体調に合わせて選び、加減し、無理なく行います。

季節に合わせて体操も楽しむ

・春の体と体操
春の陽気に誘われて生きものが動きはじめます。
体をめぐる気も内から外へ流れる力が強くなり、毛穴は開きはじめます。朝は早めに起きて気を補い、気を高めて風邪を予防します。変化のある季節なのでストレスをためこまないようにこころがけます。腰をねじったり、スクワットのような動きで足の内側を動かすと肝のはたらきを高め(血行)て、解毒作用を活発にします。

梅雨の体と体操    湿気が多いため、体が重く感じたり、だるさなど、スッキリしない症状が出やすい季節です。体の前側をよく伸ばしたり、ねじるなどして、胃腸のはたらきを高めます。胃腸が活発になると栄養をスームーズに消化吸収し、水分代謝もよくなるため体は動きやすくなります。

・夏の体と体操
動物の大半が涼しい時間に動くようになります。
私たちも涼しい時間に体を動かし汗をかいて体にたまった熱は吐き出し、めぐりを調えます。腕や手首を動かして、心や小腸のはたらきを高めます。水気をとることは大切ですが、取りすぎると消化力を弱めます。食欲低下を招くと夏バテにつながることも。

・秋の体と体操
すごしやすくなり犬や猫もホッ…そんな表情をみせます。
開いていた毛穴などは閉じ、体をめぐる気は外から内へ流れる力が強くなり、エネルギーを蓄えはじめます。この季節は、乾燥が強いため、ゆっくり呼吸を繰り返しながら腕やおなか周りを動かして肺を調え気をめぐらせます。足の指やくるぶしまわりを動かすと、脚や腰は温まります。

・冬の体と体操
寒さで動物たちも私たちも動きがにぶくなります。
足の内側や背中を動かし、腎や膀胱のはたらきを高めを、体の内側から温めます。体の前側を動かすと胃腸を活発にします。指先グーパー体操は寒さで緊張した体をほぐします。夜は湯船につかってお腹を芯から温めます。