体操を楽しむ

どんなものが合うかは、一人ひとり違います。体も変わってゆくので、体操の仕方や回数が変わってゆくのもごく自然なことです。「体操をして膝を痛めた」「体操をすると疲れちゃう」そんなときは、体操の仕方やポイントを見直してみましょう。
体操でカラダをととのえる

◎和み流 体操の楽しみ方
早朝の体操は、体が活発に動く前なので、カラダをほぐしエネルギーを蓄えて、動きやすくします。夕方以降の体操は、活動がひといきつくので、疲れをとってエネルギーが補われます。日中は活発に動けるときなので、どんどん動きましょう。

ここでは、和み流体操をするときのこころがけと楽しみ方を3つづつ紹介します。

こころがけ其の1)姿勢をととのえる。
姿勢をととのえると、息がしやすくなります。大黒柱である背骨が空と大地を結んでドシリと立つことで、内臓は本来いるべきところに落ち着きます。体操の基本です。

こころがけ其の2)息をととのえる。
息をととのえることは、カラダに必要なエネルギーを取り入れ、使いきったものを吐き出してめぐりをよくします。フッと息を吐く。フ~~ゥと息を抜く。フ~~と外へ向かって息を広げてゆく。どなような息を吐くかによってもカラダへの響き方は変わります。気分転換や気力アップ、疲れをとる…など、その時々で息の吐き方も変えてみてください。

こころがけ其の3)関節をほぐす。
関節は上下、左右、内外を結ぶところです。関節をほぐし温めるだけでコリがとれたり、カラダは軽くなります。ケガ予防にもなります。

楽しみ方其の1)「じんわり」も楽しむ。
小さな動きを感じる…そんな体操の仕方も楽しんでみてほしいなって思います。体操はたくさんしなくても、勢いよく体を動かさなくても、体はほぐれますし、ととのってゆきます。ジワジワジワーとゆるむ様子や、あたたまったり気が満ちてゆくのを感じることができるでしょう。

楽しみ方其の2)裏と表を動かす。
洗濯は、裏と表の汚れを流して、最後はおひさまに干す…体操は洗濯にも似ているな~って思います。筋肉をつけたり、保ったり、それだけではなくて、カラダの汚れを洗い流したり、カラダをふかふかにします。
体操の進め方のポイントは、腕や脚の裏を伸ばしたら表も伸ばします。左へねじったら右にもねじり、お腹を動かしたら背中を動かします。

楽しみ方其の3)音楽をスバイスに。
体操をしやすくするスバイスとして音楽をかけるのもおすすめです。

〈靴の選び方〉靴を履いて体操をするときは、窮屈すぎず、ゆるすぎず、動きやすいものを選びます。かかとの内側や外側が減り欠けてきたら交換の時期です。欠けたものはバランスが取りにくく、履き続けると腰や膝を痛めることにもつながります。お役目が終わった靴は丁寧にお別れをしましょう。

和み流体操の仕方について、詳しくはこちらをご覧ください。→「女性の体操教室」

基礎クラスの様子

基礎クラスの様子

体操も環境に合わせる
季節に合わせて動物の行動が変わり、体の状態は変わります。それは、私たち人間も同じです。体操も季節に合わせ変えてゆくことは、カラダへのストレスを減らし気持ちよさや楽しさにもつながります。

・春のカラダと体操
春の陽気に誘われて生きものが動きはじめます。人のカラダをめぐる気も内から外へ流れる力が強くなり、毛穴などは開きはじめます。春の体操は、カラダを少しずつ動かして気の入れ替えを積極的に行います。

・夏のカラダと体操
動物の大半が涼しい時間に動くようになります。人のカラダも暑さにチカラを奪われると夏ばてに。夏は涼しい時間に涼しい場所でカラダを動かしましょう。汗をかくことでカラダにたまった熱は吐き出されめぐりがととのってゆきます。

・秋のカラダと体操
すごしやすくなり犬や猫もホッ…そんな表情をみせます。開いていた毛穴などは閉じ、カラダをめぐる気は外から内へ流れる力が強くなり、エネルギーを蓄えはじめます。この季節は脚をよく動かし下半身のめぐりをよくして冬に備えます。首がつくところを温めると冷えや疲れはとれます。

・冬のカラダと体操
寒さで動物たちの動きがにぶくなります。それは人も同じです。体は朝や夜にストレッチをすると身が温まり動きやすくなります。冷やされると疲れはたまりやすくなるので、夜は湯船につかりお腹の芯から温め潤しましょう。水分を補うこともお忘れなく…。

季節に合わせて楽しむ

季節に合わせて楽しむ