家たいそう

”家たいそう”は、自分が暮らしやすい体をできるだけ保つ、自分の手軽なこころがけです。

・いつも使うことが少ないところ→動かします。
・よく使うところ→ほぐします。
・頭やこころの疲れ→息と姿勢を調え癒します。

注意点は、たったの5つです。
①服装:しめつけず、動きやすいものを。
②環境:(屋内)部屋を片付け、風を通します。(屋外)空気が清み騒音のしないところで行います。
③食事:前後1時間ほどあけます。食べてすぐ行うと体調を崩すことがあります。(空腹で行いません)
④体操:痛くないところを動かします。
痛みを感じたら、その動きはお休みします。無理をしたり、無理な動きはしません。
④水分は、口をうるおすほどに補給をします。(胃を冷やす冷たいものや、利尿作用の緑茶はひかえます)

【家たいそう 3つの豆知識】
ちょっとしたポイントは、”家たいそう”の効果をより感じやすくします。
安全に行うためにも、ここをおさえておきましょう。

・その1:体を知る
体を動かすことは、体のこんなこととつながります。

骨と関節】
・骨は、外の衝撃から内臓を守ります。家の大黒柱や柱のように、体を支えています。
・関節は、骨と骨のつなぎ目で、曲がるところです。

【筋肉】
・筋肉は、関節をまたいで骨にくっついています。筋肉が縮んたり元に戻ることで、体は動きます。
内臓の位置を保ったり、体温の調整などにも関わっています。

気】
・気は、生命エネルギーのことです。気は、筋肉の側を通って内臓のエネルギーとなります。骨や筋肉”のエネルギーでもあります。
気は、息をしたり食事で補うことができます。

【血と水】
・血は、体をめぐり骨や筋肉、内臓などに栄養を届けています。
・水は、体をうるおします。筋肉の動きもスムーズにします。(汗・リンパなどの体液で血以外のもの)

・その2:身と息を知る
姿勢と息は、体調とつながっています。
例えば…

【猫背】
息は浅く、お腹に力が入りにくくなります。
肩こり、膝(ひざ)や腰(こし)を痛めやすいです。動かす力(気)が入りにくいと、冷えやむくみをつくりやすくなります。

【反背】
息をしにくく、噛む力が入りにくいです。
胸まわりにコリを感じたり、痛むこともあります。

【頑張りやさん】
頑張りすぎるので、息を止めていることもしばしば。
肩に力を入れやすいため首や肩、背中がコリやすいです。めぐりの悪さから乾燥しやすく、偏頭痛、不眠、生理痛、イライラしやすくなります。

*体操をするときは、”頑張らず”です。
姿勢を調え伸びやかに、気持ちよく行いましょう。

・その3:体操の仕方を選ぶ
季節やお天気、体調に合わせて体操を選ぶことは、安全や効果につながります。
基本はおさえ、あとは自分で組み合わせて楽しみます。

①季節やお天気に合わせる
・暑いとき→ゆったり動かしめぐらせます。
・湿度が高いとき→汗をかくと体は軽くなります。(汗のかきすぎは、水が欲しくなるので体調に合わせて加減しましょう。)
・寒いとき→ 指先や足、関節をじっくり動かしてめぐりをよくし、温めます。

②体調に合わせる
・膝に痛みがあるとき→座る、寝る姿勢で、痛みを感じない体操を行いましょう。
・腰に痛みがあるとき→腰に痛みを感じない姿勢で行います。(寝る・座る・立つ)
・血圧が高めのとき→ゆっくり呼吸をしながら、ゆっくり体操を行いましょう。

*調子がすぐれないときは、息をしやすい姿勢で行いながら、体の様子を見守ります。
(寝る・座る・立つ)
*熱があるときは、休みましょう。

③時間に合わせる
朝/午前中→伸びやかに体を動かし、陽気をたっぷり入れて、活動に備えます。
昼/休憩時間→肩や腰、背、目や耳、首をほぐして通りをよくし、午後に備えます。
夜/眠る前→ゆったり体をほぐして疲れを癒し、眠りに備えます。

④回数を選ぶ
ほぐす→気持ちよくできる回数を目安に。
筋肉をつける→少しきついかな…程度の回数が目安です。

・いつもの朝、休日の朝
・家たいそう
・姿勢を調える
・息を調える
・家たいそう進め方と方法
・季節と家たいそう
・いい筋肉とは?