季節の体と家たいそう

春は発生、夏は生長、秋は実り(引き締丸)、冬はたくわえ…
花や木、他の動物と同じように、私たちの体も変わってゆきます。
家たいそうでは、季節に合わせて組み合わせ、自分のここちよいペースで楽しみましょう。

春の体と体操
気の流れは外へ向く力が強くなります。毛穴も開きはじめます。
冬にたまったものを吐き出し、春の陽気を入れて、体の陽気を育てます。
・肝・胆のはたらきを調え、ストレス解消、血行促進、解毒作用を活発にします。
*朝は早めに起きて気を補い、気を高めると風邪の予防につながります。

<春は肝と胆にアプローチ>
体の側面、前面を動かす体操を入れます。(足を含む)
・腹式呼吸(ストレス解消)
・足:足首をまわし/足指ひらき、内側に丸める(ポイント:親指、薬指)
・膝:伸ばす、曲げる(太ももの側面を動かす/内太ももを動かす)
・お腹、脇腹:全体をねじる、伸ばす
・首、耳の周り:ほぐす、流す

夏の体と体操
夏に咲く花のように、体にたまった夏の陽気をほどよく発散させます。
動く時間帯は動物と同じ。涼しいときに動くと、体力の余分な消耗を防げます。
*水気をとることは大切ですが、取りすぎると消化力を弱め、夏バテにつながることもあります。
自分の体に合わせて加減しましょう。

<夏は心と小腸にアプローチ>
腕を動かす体操を入れます。
・胸式呼吸、腹式呼吸
・腕:付け根を伸ばす
・肩:まわす
・首:ゆらす、伸ばす
・手:手首まわし/手指ひらき、内側に丸める(ポイント:小指)

梅雨の体と体操

湿気の多さから体がだるい日、スッキリしない日、昼間から眠い日もあるでしょう。
体の前側をよく伸ばし、ねじるなどして、胃腸のはたらきを高めます。
・胃腸が活発であれば、栄養をスームーズに消化吸収します。
*水分代謝をよくすると体は動きやすくなります。

<梅雨は胃と脾にアプローチ>
体の前側(足を含む)を動す体操を入れます。
・足:足首まわし/足指ひらき・内側に丸める(ポイント:親指・人差し指)
・膝、内太もも:まわりをほぐす、伸ばす
・おヘソまわり:伸ばす、ねじる、まわす
・胸、脇:伸ばす、ひらく、閉じる
・首:ゆらす、伸ばす

秋の体と体操
犬や猫もホッ…そんな表情を見せます。
開いていた毛穴は閉じて、体をめぐる気は内に向かう力が強くなり、エネルギーをたくわえはじめます。

<肺と大腸にアプローチ>
腕を動かす体操を入れます。
・腕(内側、外側):伸ばす、ねじる、肘を折りたたむ
・手:手首まわし/手指ひらき、内側に丸める(ポイント:親指、人差し指)
・首:ゆらす、伸ばす
・鼻の下:伸ばす

冬の体と体操
動物たちと同じように、私たち人間の体も動きがにぶくなります。
体に陽気をたくわえ、体をじっくり動かし、陽気をためて温めます。

<腎と膀胱にアプローチ>
体の前側、後側を動かす体操を入れます。(足を含む)
・腹式呼吸、逆腹式呼吸(下腹を動かす)
・足:足の裏ほぐし/足首まわし/足指ひらき、内側に丸める(ポイント:小指)
・ふくらはぎ、膝の裏、内太もも:伸ばす、ゆるめる
・足の付け根:まわす、動かす
・腰:まわす(おヘソまわり、腰まわり)
・背中、腰:伸ばす、そらす
・お尻:寄せる、ひらく、伸ばす
・口の中:舌を口の中でぐるりと左右にまわす

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