筋肉と保ち方(1)|女性とカラダ

2月3日は節分。季節の分かれ目を迎え、体も冬から春へと変わってゆきます。我が家では、身近にあるものでのり巻きを作っていただきました。のり巻でアレを説明できないかなぁ…はい。

今日は「筋肉と保ち方」について学びましょう。

身近なもので作ったのり巻き

ひとつの筋肉は、繊維の集まり…糸の束を集めたものをイメージするとわかりやすいかと思います。あっ、ここからは”のり巻き”を筋肉にみたてお話をすすめまてまいります。

のり巻を筋肉にみたてると…

のり巻き数本をすだれで巻いたようなものが「筋肉」、この一本一本ののり巻きにあたるのが筋肉でいうところの「筋繊維(きんせんい)」です。筋繊維はもっとたくさんあるので…そこは想像でお願いします。
筋繊維の周りや内側には筋形質(きんけいしつ)というものがあります。写真では、何もない部分です。のり巻きがご飯の集りであるように、筋繊維は細い繊維の集まりで、筋繊維はさらに細く多くの「筋原繊維(きんげんせんい)」でできています。

・ひとつの筋肉=筋繊維の束+筋形質
・筋繊維=筋原繊維の束の集り
・筋原繊維=さらに細かい繊維の集り(成分:たんぱく質など)

「チカラが出る」とは?
すだれをギューーッとしめると、ご飯ものり巻きも…全体に縮んでかたくなりますよね。この状態が筋肉でいうところの”緊張”でチカラは生まれます。「チカラが出る」わけですね。しめるチカラがゆるむと、筋肉は元の大きさ(長さ)に戻ります。これは”リラックス”状態でチカラは出ません。

「筋肉を太くする」とは?
筋肉が太くなると、大きなチカラを出すことができるようになります。では、筋肉を太くするって、どういうこと?

のり巻きでたとえると…このようになります。
(1)のり巻き1本1本(筋繊維)が増えるとすだれ巻き(筋肉)は太くなる。
(2)ご飯(筋原繊維)が増えるとのり巻き(筋繊維)が太くなり、すだれ巻き(筋肉)は太くなる。

「筋肉はあるのにチカラは見た目ほどないのね~」という男性、身近にいませんか?その方の筋肉は(2)タイプかもしれませんね。

筋肉の動きがにぶい理由
”動く”のは、関節をつないでいる筋肉が縮むから…という話を、「関節とほぐし方」で紹介しました。筋肉は、ペアになっていて、ひとつの筋肉が縮むと、もう一方の筋肉はゆるむ…という仕組みになっています。

たとえば、腕。ひじを曲げてみてください。腕の前の筋肉は縮んで、後ろの筋肉はゆるみます。ご自分の腕をさわって感じてみましょう。

このように、手の指先を動かす、足を動かす、目を動かす、口を動かすなど…ひとつの動きには、こんな仕組みがあるんです。すごいでしょ~、体の仕組みって…。

さぁ、筋肉の仕組みの基本がわかったところで、筋肉の動きがにぶい…スムーズに動かない理由について考えていきましょう。

もし、筋肉のペアがスムーズに動いていなかったら、筋肉の動きはスムーズにいくでしょうか?縮む、ゆるむという動き、にぶくなりそうですよね。

その理由は???どんなことがあるでしょう…。普段からあまり動かない、動いているけど使うところはいつも同じ…。そうてますね、それも理由にありそうです。他にはどうでしょう?つながりを考えると、いろいろでてくると思います。

食事、水分、休息、普段の姿勢、体の使い方のかたより、めぐり、筋肉を動かして〜という指令はちゃんと届いているか…など。筋肉の動きがにぶい、といっても理由は、いつも同じとは限らないんです。

筋肉の動きがにぶいなぁと感じたときは、動くことをこころがける…というよりも、自分の暮らし方を見直して加減しましょう。自分の体のことをよくわかっているのは自分ですもの…。

次回は、筋肉を保つ~体操の仕方~を紹介します。