筋肉と保ち方(2)|女性とカラダ

女性の体操教室や介護予防体操教室では、はじめて参加される方にご自分の体操の目的や目標をお伺いしています。最も多いのは「筋肉を保つこと」。そうですよね~。筋肉ってたいせつ。私自身も年を重ねるごとに感じています。
たとえば、「家事」をするためには持久力(じきゅうりょく)は必要だし、「火事だ!」というときは、すばやさが必要です。持久力とすばやさ…どちらもほどほどに保つことは、身を守ることにつながります。
なので、ここでは筋肉の「持久力」と「すばやさ」につながる体操の仕方についてみてゆきたいと思います。

女性の体操教室の様子

・「持久力」を保つ体操の仕方とは?
ウォーキングなどのように、ゆっくり時間をかけて動いてゆくと、筋肉の持久力は養われます。一般的には有酸素(ゆうさんそ)運動と呼ばれている体操で、脂肪の燃焼、自律神経の調整、心拍数の調整(血圧)、リラクゼーション、細胞を元気つけるなどにつながります。

・「すばやさ」を保つ体操の仕方とは?
はやく走る、動いているものをキャッチするなどのような動きは、筋肉のすばやさを養います。一般的には無酸素(むさんそ)運動と呼ばれている体操で、瞬発力の維持、ストレス発散、基礎代謝の向上などにつながります。*心拍数をあげるため、前後ではストレッチなどの体操を行いととのえます。

ちょっと余談ですが…魚のおはなし。
魚には赤身の魚と白身の魚がいますよね。赤身といえばマグロやカツオ。白身は…タイやヒラメなどがそうです。大海を長く泳ぐ魚は持久力があるので身は赤く、すばやい動きが得意で長い距離を泳ぐのは苦手な魚は身が白くなります。おもしろいでしょ~。

では、「筋肉と保ち方」のまとめです。
・筋肉にもペアがあり、緊張とゆるむ(リラックス)のセットで動きは生まれます。
・筋肉を太くしたい!というときは、筋肉の仕組みを参考にしてみてください。
・筋肉とその動きは、普段の活動をどれだけしたか…だけではなく食事、姿勢、休息など暮らしそのものとつながっています。
・筋肉を保つことは、ほどほどの持久力とすばやさを保つことで、暮らしや自分の身を守ることにつながります。「持久力」は家事のときに必要な筋肉です。「すばやさ」は火事のときに身を守る筋肉です。
・「持久力」はゆっくり時間をかけて動くことで養われ、「すばやさ」はパパパッと動くことで養われます。*同じ体操でも、ゆっくり時間をかけて動くと持久力を養う体操に、はやく動くとすばやさを養う体操になります。

一日にたくさんじゃなくていい。特別なことじゃなくていい。できることをこころがけ、ちょこちょこ行いましょう。その積み重ねは、自分を守る大きなチカラにきっとなります。

では、今日も元気にまいりましょう。