休息

空をただただ眺めていると、カラカラカラ〜カラカランと音がする。そちらを向くと、腰をふりふり踊っていたのは風鈴たち。その様子があまりにもかわいらしくて、嬉しげなものだから近づき見上げると、透きとおる姿のあちらにいたのはぼんやりお空とやわらかそうなおひさん。カラカラン カラカラカラ〜…風鈴たちはまた踊りだした。

なんとなしに、足を腰幅ほどにひらいてカラダのチカラをゆるめてゆく…頭、肩、肘、手の指先、腰、脚のつけ根、膝、足の裏…まぶた、鼻、耳、あご、こころ…カラダの奥底から込みあがってきたものを、ふ〜〜ぅっと吐き出すと、ゆらゆらゆら ゆらゆらゆらゆら〜、こちらも踊りはじめて…ウフフフフ。

風が通るたびカラカラカラ〜 ゆらゆらゆら〜 カラカラカラ〜ン ゆらゆらゆら〜。

風鈴もこちらも、風まかせに踊って踊る。風を迎えにいくこともなければ、おいかけることもしない。風が通るから踊って踊る。

数分なのか、何十分なのかはわからないけれど、なんとなくのところでお腹に向けて息を吐き、ゆっくりまぶたをあけてゆく…と、青みどり色の空がででででーーんと広がっていた。ンーーーッと息を吸いこみ、ふわぁ~っとお腹の底から息を吐く。本日も…晴れやかなり。

風と風鈴たちと

風と風鈴たちと