15YA健康塾

 

暮らしの中で前もって備えるものや必要なもの、その方法だったり工夫についても、その時々で変わってゆきます。それは、 とても自然なこと…。

「春」は発生、風、肝の活発なとき。
春は陽気が育ち、生きものが芽生え、伸びやかに「成長」する季節です。
お天気はとても不安定で、風がよく吹くため、わたしたちの体も不安定になりやすく、イライラしたり怒りやすい傾向に、上半身を傷めやすく、痛みは移動しやすい傾向にあります。
体は肝のはたらきが活発になります。

〜春の養生〜
早起きをして、ゆったり呼吸で陽気を体に招き入れ、体を伸びやかにゆっくりすごすことをこころがけましょう。
体を温めますが、ストレスが強いときは香りのあるものや春のみどり野菜を食べたり、体操で気血を補い、肝臓や目をいたわります。

「梅雨」は生養、湿気、胃腸の活発なとき
一年で最も雨が降り、農作物は豊かに育つ「生養」の季節です。
蒸し暑くなるため水分をよく口にするようになりますが、湿を嫌う胃腸のはたらきが鈍くなることも。
消化のはたらきが弱くなると水めぐりが低下するため、だるさを感じたり、まぶたがはれぼったかったり、耳鳴り、めまい、関節に痛みを感じることもあります。
しっかり眠っているのにウトウトと眠くなることも。

〜梅雨の養生〜
お空が明るくなったら起き、「気」を養い生養をこころがけましょう。
風通しをよくして、家や体に湿がたまらないようにします。食事では、しつこい甘さや油ものは胃腸を傷めるので控え、生姜や玉ねぎ、唐辛子のように少し発汗するものを加えると、体の水めぐりをよくします。

「夏」は暑さ、陽気旺盛、心の活発なとき。
陽射しが隅々までを照らし、気温が高まり、「陽気の最も旺盛」季節です。
汗が出やすいため、水分が不足しやすくなります。水分が足りなくなると気血不足につながり、食欲の低下したり、疲れやすくなったり、不眠、ほてり、めまい、しびれなどが現れます。
気持ちが不安定になったり、イライラしやすくなることもあります。

〜夏の養生〜
早起きをして、ここちよくすごすことをこころがけましょう。
涼しいうちに動いて体のめぐりをよく、暑さを逃す工夫もたいせつです。水分はちょこちょこ口にしたり夏野菜を食べて熱中症を防ぎます。
食事や呼吸法、体操は気を補い調子をととのえることにもつながります。

「秋」は乾燥、収斂、肺の活発なとき。
気温が下がり、陽気が減減り、陰気が少しずつ増え「実り(収斂)」の季節です。
空気が乾燥するため肺を傷めやすく、口やのどに渇きを感じたり、声枯れ、から咳、便秘、切れ痔、肌あれ、抜け毛などが現れやすくなります。

〜秋の養生〜
暑さから解放され、疲れがでる頃です。早寝早起きをこころがけ。
食事や体操で気力を高めましょう。体操や休息も大切にして気持ちが沈みすぎないようにします。みずみずしい野菜や果物、スープなど汁気のものは体をうるおし、乾燥を防ぐことにつながります。
激辛のものは体を乾燥させるので控えましょう。

「冬」は寒冷、収蔵・滋養、腎の活発なとき。
鳥や虫たちの動きは鈍くなり、動物は体の吸収をよくして寒さから身を守ります。
寒さと冷えの影響受ける私たちの体は、めぐっているものが滞りやすくなるため、冷えによる症状が目立ち、血管の詰まりによる症状は起きやすくなります。

〜冬の養生〜
睡眠を時間をゆったりとって、体を温めてすごすことをこころがけましょう。
朝晩は手首、足首、首を体操させることで温めると、寒さによる緊張がとれます。
陽気を消耗しすぎないように激しい運動は控え目に。食事と運動で筋力と気力を保ちます。